皆さんは、子どもの「計算のない純粋な優しさ」に、ハッとさせられた経験はありますか?
なかには、入院中のおばあちゃんを元気づけるために、大人が思いつかないような「最高のお見舞い」を自分たちで作り上げた兄弟がいるようで……。
今回MOREDOORでは、祖父母と孫の微笑ましいエピソードをご紹介します。
Fさんの場合
わが家の4歳と7歳の息子たちは、近くに住む93歳の祖母が大好き。
そんな祖母が、ある日転倒して骨折し、入院することになってしまいました。
1月末の厳しい寒さの中、リハビリに励むおばあちゃんを元気づけたい。けれど、病院の決まりで子どもは面会ができません。
「どうしたら、おばあちゃんを喜ばせられるかな?」
私たち夫婦は、菓子折りや包みなどの「大人の常識」を考えてしまいましたが、子どもたちの答えはもっとシンプルで、温かいものでした。
孫が考えたプレゼントとは
「ぼくたちの写真とメッセージで、元気づけてあげたい!」
その一言から、家族総出のプロジェクトが始まりました。
自分たちで買い出しに行き、一生懸命に写真を貼り、メッセージを添えて……。
完成したのは、世界に一つだけの特製応援ボードです。
病院の受付を通して届けられたそのボードを見た祖母は、泣いて喜んでくれたそうです。
それまでの不安そうな表情は一変。「早く孫たちに会いたい!」という一心で、リハビリへの気合いがより一層入りました。
純粋な想いが活力に
あまりにやる気が出すぎたのか、先生に「早く退院させて!」と迫ってお困りさせてしまうというハプニングもありました。
社会的な常識を重んじてしまう大人の考えと、ただ純粋に相手のことだけを想う子どもの考え。
「相手を想う」ことの原点を、息子たちの行動に教えられた気がして、思わず涙がこぼれそうになりました。
(39歳/パート)
元気の出るプレゼント
小さな背中が見せてくれた真っ直ぐな優しさは、家族みんなの心に、忘れられない春を運んできてくれました。
子どもたちが一生懸命に写真を貼ったボードは、病室の壁を飾るどんな景色よりも、おばあちゃんの心を温めたようですね。
皆さんは祖父母と孫の関係にほっこりしたことはありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)

